6月8日|成層圏発見の日|空の向こうの“守り人”に想いをはせる日

08日

今日はこんな日!

  • 成層圏発見の日
  • 世界海洋デー
  • ヴァイキングの日

今日のピックアップは、「成層圏発見の日」です!

日常の空の青さの奥には、私たちを守る“見えない盾”が広がっています。

成層圏発見の日って?

6月8日は「成層圏発見の日」です。1902年、フランスの気象学者テスラン・ド・ボールが気球による観測中に、地上約10km以上の高さに気温の変化がほとんどない安定した層を発見しました。これが、現在「成層圏」と呼ばれる層の発見です。この発見により、大気圏の構造理解が飛躍的に進み、気象・航空・環境分野などにも大きな影響を与えました。

発見の背景と意味

当時の科学者たちは、気球を使って大気の温度変化や気圧を調べていました。ド・ボールは観測中、ある高度から上では気温が下がらず、ほぼ一定であることに気づきました。これが成層圏です。
この成層圏には「オゾン層」があり、太陽から届く有害な紫外線を吸収し、地球の生命を守っています。まさに、空の“見えないバリア”とも言える存在です。

空にまつわるトリビア

  • 成層圏は、地表から約10〜50kmの高さにあります。
  • 天気の変化があるのは、主にその下の「対流圏」。
  • 成層圏内を飛行する特殊な研究機や、成層圏バルーンが存在します。
  • 成層圏の上には「中間圏」「熱圏」など、さらに空の階層が広がっています。

空とわたし:くらしにひと工夫

空の青さや雲の形に目を向けるだけでも、私たちの“地球の環境”にちょっとした気づきが生まれます。
オゾン層があるからこそ、外で思いきり遊べたり、自然を楽しめることも忘れたくないですね。
もしお子さんと一緒に空を見上げる時間があれば、「成層圏って知ってる?」と会話のきっかけにしてみてはいかがでしょうか。

きょうのまとめ

「成層圏発見の日」は、地球の空がどれほど繊細で、大切にすべき存在かを思い出させてくれる日。
たまには、見上げた空に感謝の気持ちを持ってみるのもいいですね。
ちなみに明日、6月9日は「ロックの日」。地球の空の下で、心も体も軽くなる音楽を楽しんでみませんか?

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